デザインすることの目的について(見てもらうべき情報のために)

最悪、こんなになっていませんか?まずは情報の整理を//

情報は理解してもらうことはもちろん重要なことですが、まずはその情報を発見してもらうことが初期段階に於けるもっとも重要な要素の一つです。
その次に「なんか重要な情報らしい」とか「楽しそうなお知らせっぽいぞ」とか自分に関係ありそうな情報かどうかを認識してもらうことが必要です。
そのためには情報が最低限の“身なり”をしていないと、人に受け入れてもらえません。
最低限の身なりとは整理することです。
きれいに着飾らなくても、身なりを整えれば、紳士的に相手(情報を見る相手)も接してくれます。
読めばわかるように掲載している訳だからそれで十分というのでは、食べられるんだから勝手に食べてよ、別に皿に盛らなくてもいいじゃん、というのとほぼ変わらないでしょう。
丁寧すぎる必要はないにしても、どうしても「絵」が苦手でいろんな造形を施すことが苦手でも、まずは物事を整理整頓して表現するということができれば、後はより効果的な伝え方だったり中身の問題、ということになります。

日頃私たちは情報に接するときに無意識または意識的にこういう感覚を働かせています。
財布を捜すとき、宿で迷うとき、手帳を買うとき、すべての情報を選択する行為の中に、その時点で見るべき情報を取捨しています。
ただ、この身なりが整っていない状態を忘れがちになるのは、しばしば情報を得るときじゃなくて情報を提出するときなんです。
ついつい‘これでいいだろう’ってなる。。あるいはそれすらも意識せず当たり前のように。
気にするってことはコストがかかりますから、ついついルーズになってしまいがちなのです。
気がつきにくいのですから、なかなか“その箇所”の発見は大変ですよね。
だからもう一度新しい目で、はじめて訪れるサイトのような気持ちで自分のサイトをご覧になってみてください。
あるいはあなたに厳しい意見も厭わず言ってくれる友人数人にヒアリングしてみてください(数人というのが大事です…)。

思いがけず、潜在的にそうしているところがもし見つかったら、

例えば、1画面中の文字の大きさの種類を8つから4つに整理してみる、
例えば、多すぎる色を使っていれば、主要な色を3色くらいに絞ってみる、
例えば、背景に多くのものが写りすぎていない写真を選び直してみる、
例えば、文章が過剰な表現になっていたり同じことを繰り返しすぎていたりしたらばっさりカットする、
例えば、そしてこれが結構効きますが、スキマ(写真と写真のアキや写真と文字のアキ)の方を同じ見え方に統一する、
あるいはスキマの大小を設計してみる(緩急をつけるというか。。これはちょっと訓練が必要かもしれません。。)、

こういった整理を是非してみてください/

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