どんなサイトでもやっておくべき、検索順位に影響すること5選

サイトのSEO効果を上げるためにはさまざまなノウハウがあります。2016年現在、最低限これだけは知っておきたい基本のテクニックを紹介します。 Web制作にまつわる手間のほとんどを簡略化できるBiNDシリーズでも、一部は設定しておかなければならない項目があります。

1.スマートフォン閲覧への対応

Googleは2015年に、検索結果に表示されるサイト一覧に「スマホ対応」のラベルを追加しました。このラベルは、スマートフォンでGoogle検索をしたときだけに表示されるもので、その際、検索結果の表示順位に影響を与えるとされています。 これは、モバイルでサイトを利用する人が増えたことにつれ、PCサイト用の表示しかされていないサイトをあらかじめ利用者が避けられるようにするための配慮です。 出先で調べ物をしていて開いたサイトがうまく表示できなかったり小さくて読めなかったりするのは、意外とイライラするものです。利用者にとってありがたい機能と言えるでしょう。 その反面、スマホ未対応のサイトは、スマートフォンでの検索結果が落ちる可能性が高いため、SEO上は不利になってしまいました。自サイトが、Googleの定義するスマホ対応かどうかを確認するにはGoogleの提供している「モバイルフレンドリーテスト」のサイトで調べることができます。 なお、BiNDの場合はモバイルでもPCでも見やすい表示に自動で調整できるレスポンシブWebに対応しています。専用のテンプレートを使う(あるいはレスポンシブの設定を行う)ことで、「スマホ対応」サイトにできます。 smartphoneready スマホでGoogle検索すると、検索結果の上位には「スマホ対応」ラベルの付いたサイトが並ぶ

2.検索エンジンが読む必要な情報を用意

SEOに関する基本的な設定として、サイトのmeta要素の設定や検索エンジンのクロールの設定があります。これを怠るとサイトの情報を正しく検索エンジンに渡せないため、SEO対策上とても不利になってしまいます。必ず設定しましょう。

検索エンジンのクロール設定をする

検索エンジンの情報収集機能(クローラー)に、サイトの巡回を許可する設定にしておきます。クローラーの巡回をオフにしてしまうと、まったく検索結果に現れないという自体になってしまいます。もちろん、制作中のページや検索されたくないページはオフでよいですが、公開の際には必ず巡回をオンにしましょう。

meta要素にキーワードやページ概要を書く

サイトまたはページ概要やキーワードなど、Webサイトがどんな内容なのかを「meta要素」内に記述することは、SEOでは基本中の基本作業になります。これは、検索エンジンに対してサイトの内容を伝えるだけでなく、GoogleやYahoo!検索で表示される検索結果の概要文にも関わります。 BiNDの場合は、これらの設定は「コーナー設定」「ページ設定」で設定を行います。 meta090 検索ロボット巡回設定を設定する

alt属性を追加する

Webページで画像が表示できない環境で、ページ内容が理解しづらくなるのを避けるために画像の補足説明(代替テキスト)を追記しておきます。これがいわゆるalt属性で、適切にaltを付けておけば検索エンジンも優位に働きますし、アクセシビリティ上も欠かせない仕組みです。 alt1 画像が見える場合はこのように見えるHTMLページ。altは画像がない場合や画像が見えない環境で役立ちます。 alt2 画像が見えない(リンク切れなど)を起こした場合。右が画像にaltを設定してないない場合で、左はaltを設定済みの場合、画像がどんなものだったか予想することができます。 単なるイメージ写真や本文で説明している画像については、あらためてalt属性を追加しなくてOKです。商品写真やページの趣旨に欠かせない内容であれば、説明文を追加しておきましょう。また画像と本文はなるべく関連する同士、近くに配置すると、検索エンジンもより正しく画像の内容を把握するそうです。 そのとき、画像が見えなくてもどんな説明があると最適かという観点で、altの文章を考えます。たとえばサイトの左上に、社ロゴがあれば、altは「ロゴマーク」ではなく「デジタルステージ」のようにそのロゴが示す意味や文字を入力しましょう。画像で作った「購入する」「登録する」ボタンなども同様です。 BiNDの場合は、画像パーツを配置した際、「ALT」の欄で設定をします。 画像パーツを使う alt属性のよい付け方を学びたい方は以下のサイトも参考になります。 情報バリアフリーポータルサイト

3.GoogleアナリティクスとGoogle Search Console

これらの設定すること自体が直接SEOに影響するわけでありませんが、GoogleアナリティクスとGoogle Search Console(グーグルサーチコンソール)の設定を行って、サイトの集客やアクセス状況を観測しましょう。 089 Google Analyticsのページ。Googleのアカウントを使ってログインすることで、設定・利用を開始できます。 Googleアナリティクスでは、サイト内の人気のコンテンツやコンテンツが読まれた時間を始め、どのページから集客できたかなど、さまざまな情報が得られますので、サイトの集客アイデアを考えるには欠かせないサービスです。 一方Google Search Consoleでは、Googleにサイトがどのように認識されているかや、サイトの改善箇所が提示されるようになります。また、Googleで検索されたキーワードと検索結果に自分のサイトが表示された回数、そして実際にクリックされた回数などが確認できます。 console BiNDは、サイトのインデックスを促すサイトマップの送信にも対応しています。 Google Search Consoleのmetaタグを設定する BiNDサイトのGoogle Analyticsの登録は以下の手順で行います。 アクセス解析設定を使ってサイトを分析する ここまでは基本中のキホン。さらなる上を目指すなら以下も意識しましょう。

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  • POINT

  • サイトの公開前や更新の前には検索エンジンが読む設定を忘れずに
  • サイトがスマホ対応してるかどうかで、スマホでの検索順位に関わる
  • 適宜、見出しを付けることは読みやすいだけでなくSEOにも有効

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